2018年2月22日木曜日

2018年神奈川県入試問題について個人的な意見を書きます【国語・英語・社会】

昨日まで、お休みをいただいておりました。本日より営業再開です。宜しくお願いします。さて、今回大きく合否を分けるであろう科目、文系の3科目について個人的な見解と自分の専門外であるため、良くしてもらっている文系の大先輩の先生にお話しを聞いたのでそれを踏まえて書き綴りたいと思います。

国語
全体的な文章の問題のレベルが上がってくると予想はされていましたが、そこまでのレベルアップにはつながらなかったというのが国語の見解です。ただし、資料の読み取り問題に関しては、今年度の入試はパターンではなく資料を読み取って自分の言葉で書かなければならなかったというのが大きな変更点だったのではないかと思います。資料から世帯数がそこまで増えていないのにも関わらず、保有する電化製品の量が増えているのがなぜなのかを考えさせ、正答である複数台の電化製品を一つの家庭で保有しているということが読み取れたかどうかが難しかったのではという意見をいただきました。私も解きましたが同じ緊張感の中その答えが導き出せるかどうかは微妙です。ましてや中学生だったら難しいかなとも思います。

英語
まず、実際に解いてみて思ったことは基礎力が試されている感覚でした。読解問題においても、読みづらいということはなくしっかりと内容把握ができているかどうかを問う非常に解きやすい問題だった気がします。また、資料の整理をする問題が削られていた点においては難易度を考えても削らなくても良かったのでは?と疑問を感じる問題でした。問8の文章問題は一癖ある問題だったかと思います。一文一文が長く、読解するのに苦労をした生徒も多かったのではないでしょうか。読解問題を数多くこなしていないと中堅から下の高校では読めずに終わるという結果が出ていたのではと思います。
全体的に総合して、難易度はそこまで高くなかったかなと感じました。

社会
さて、今回の入試の主役である。社会の総評をしたいと思いますが、なにぶん自分は理系なもので専門的な評価ができません。よって、専門的な知識を持っている仲間の先生にご意見を伺いましたので、その意見をもとに書き綴りたいとおもいます。
まずは、地理の分野全体てきに難易度をあげてきていることは文章と資料を読み取らせるところからも見て取れました。雨温図を選ばせる問題からその気候帯とそこに生きる動物の組み合わせを答えさせる問題などはくまなく地理を勉強していないと正答を導けない子も多かったのではないでしょうか。問題2のウでは地図記号がなんなのかを答えさせる問題でした。かつて製糸業を支えたという記述から蚕の養蚕地として桑の葉を育てていたことをしっかりと記憶しておかなければ「くわ」の二文字はなかなか出てこなかったのではないでしょうか。全体的にみて、本当に地理に関して事細かに勉強をしてきたかどうかを問う高難易度の問題だったと思われます。歴史分野に移っても、この難化の傾向は止まりません。上米の制を答えさせる問題然り、問4アの岩倉具視使節団欧米出発以降のものを選ばせる選択問題はほとんどが1年ごとか同年のものが多数見受けられ、年表を正確に覚えていなければかなり厳しかったと思われます。公民分野においても同様に、直接請求権のリコールの手順が出題されどちらかと言えば学校の定期試験で狙われるような項目であり、今までの模擬試験だけをひたすらやり直していただけの子にはかなり難しい選択問題に思えてしまったのではないでしょうか。以上の事から、来年度以降がどういった問題になるかは分かりません。しかし、社会における大切な分野をどう学び、どう伝えられたか、またどういう勉強をすれば今回のような問題が解けるようになるのかということを意識して勉強していかなければならなくなったことは確かです。もちろん、学ぶ側もそれを教える側もです。
この科目の出来が大きく合否を分けることになるとは思いますが、某S塾平均も下がっているみたいなので、ふたを開けて見ないと分かりません。皆、人事を尽くして天命を待つのみです。来年度以降、どうやっていくかこの春の期間に練り直しをして春期講習前にはしっかりと考えをまとめておこうと思います。

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